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執筆者の写真Takayuki Kameoka

VTechChallenge2019にて失禁体験装置を展示

2020年2月21日に六本木ヒルズGREEにて行われたVTechChallenge2019最終発表会にて失禁体験装置を展示してきました.

VTechChallengeはGree主催のアバター社会を支える技術や考察について若者のチャレンジを応援する企画です.運営のしらいはかせよりお声がけいただき展示の機会をいただきました.

展示ではたくさんの方々に体験いただきました.またいただいたコメントで非常に興味深かったのが


「体験前まで尿意を感じてたけど体験したらなくなった」


「体験後尿意を感じた.トイレにいきたくなった」


という相反するコメントを頂きました.

その後詳しく話を聞いたところ,装置使用後に尿意を感じなくなった人は尿失禁の経験があり,装置により尿を感じたが排泄した感覚が弱く,尿意が残ってしまったということでした.

逆に尿意を感じなくなった人は尿失禁の経験がなく,バーチャルな失禁により排泄感を得られ,尿意が収まったのだと思います(もちろん実際に尿が消えることはないので本当に尿意を感じていたならばその後尿意を感じるはずです).


これらのことからわかったのは尿失禁体験装置により残尿感の解決,排尿の誘発ができる可能性がある,ということです.


これまで将来的な応用事例としていた医療,介護応用に新しい用法が若干の確信を持ちながら見えてきました.


今後これらの事例をさらに調査し,実証実験へ繋げられればと思います.


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